おはようございます。
四ッ谷治療院の鈴木です。
本日は、『月経困難症』についてご紹介させていただきます。
あなたは生理中に、
腹痛や腰痛、身体のだるさといった症状を感じていませんか?
このような生理痛に悩む方がとても多いのです。
しかし、生理痛があることが当たり前ではありません!!!
中には・・・
・学校や会社を遅刻、休んでしまう。
・家事や育児ができず、寝込んでしまう。
・毎月、痛み止めなどの服用が必要である。
などの、日常生活に支障をきたす生理痛 なこともあるのです。
このような場合を『月経困難症』と呼びます。
下腹部の痛み、腰痛、頭痛の他にも
吐き気やだるさ、イライラ、抑うつ感…
様々な症状があります。
月経困難症は、大きく2つに分けられます。
①機能性月経困難症
②器質性月経困難症
これらは、どのような違いがあるのでしょうか。
①機能性月経困難症
身体に異常はありません。原因は体質。
卵巣や子宮が成長段階である、
思春期から20代にかけて多くみられる傾向にあります。
②器質性月経困難症
『子宮内膜症』や『子宮筋腫』などの病気が原因。
月経痛が急に強くなる、痛みがだんだん増す…
鎮痛剤を3~4日飲まないと日常生活が送れない…
という場合は、他の病気も疑われます。
ここからは、
体質によって起こる “機能性月経困難症” について詳しく見ていきます!!
体質といっても、どんな体質なのでしょうか?
それは、ホルモンの分泌量が多い方。
ホルモンの過剰な分泌は、子宮の収縮も過剰になるので
痛みを強く感じてしまうのです。
他にも、
・冷え
・骨盤の乱れ
・ストレスによる自律神経の乱れ
・血流が悪くなっている
このような体質の人にも起こりやすいといえます。
生理痛を我慢する女性がとても多いです。
痛みのある人は、ない人に比べて、
子宮の病気を発症するリスクが高くなると考えられます。
我慢をし続けた結果、
“子供が欲しい時に妊娠できない ”というケースも
決して珍しくはありません。
我慢をするのではなく、できることから始めませんか?
生理痛がひどくならない体づくりも大切ですし
痛み止めや漢方、ピル、緩和・改善方法もあります。
私は生理痛を我慢せず、
女性が元気に過ごせる世の中になってほしいと思います。