おはようございます。
四ツ谷治療院の鈴木です。
前回のブログで
『月経量の多い、少ないの基準』をお伝えさせていただきました。
月経量の多いことを、『過多月経』、
少ない場合を『過少月経』と言いましたね。
自分の月経量が正常かわからない方は、
前回のブログでチェックしてみてください!
〜あなたの月経量は大丈夫?正常な月経量ってどんな感じ!?〜
https://chiryouin-yotsuya.com/2018/06/23/
月経量は多すぎても、少なすぎてもいけません。
では、
月経量が正常でなくなってしまう『原因・危険性』を
2回に分けて見ていきましょう。
本日は、『過多月経』についてご紹介します。
月経量が多くて
2時間に一回ナプキンをかえても間に合わず、
日常生活に支障が出てしまう・・・
また、
めまいでふらふらする
疲れやすく、疲れが取れづらい・・・
こんな症状があったら要注意です!!!
これは、
月経時に大量の血液が排出されてしまうことで
貧血になっている可能性があります。
長期間続き、慣れてしまうと
貧血症状に気づかない場合もあります。
原因としては、
以下のようなものが考えられます。
①子宮の病気
月経量が多い場合、
子宮の病気が隠れているかもしれません。
代表的なものには子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症などがあります。
これらは命に関わることはないので
上手に付き合っていくことが必要です。
しかし、症状が重かったり妊娠の希望によって
治療法も変わります。
いつものことだからと放っておくと
症状が強くなってしまったり、
将来子どもが欲しいと思った時に
妊娠しづらい原因になってしまうこともあります。
早期発見が大切です!!
②ホルモンの分泌異常
子宮内膜が女性ホルモンの分泌によって厚くなり
剥がれ落ちることで経血になり、子宮の外に排出されます。
ホルモンの過剰分泌などの
ホルモンバランスの乱れにより起きています。
生活習慣やストレスなどが
ホルモンの乱れの原因になります。
貧血対策として鉄分の多い食事を摂ること、
体を冷やさないようにすることも大事です。
月経量が多いことは
身体からの不調のサインです。
毎月の月経量を気にして見てください。
次回は『過少月経』を考えたいと思っております。