おはようございます
四ツ谷治療院の鈴木です。
前回、PMS/月経前症候群についてお話しさせていただきました。
本日は、PMSとよく一緒に言われる
PMDD/月経前不快気分障害をみていきたいと思います。
PMSの症状の中で、
精神的な症状が特に強くでるものを、『PMDD/月経前不快気分障害』と言います。
難しそうな名前で、なんだかよくわからないな・・・
と思われる方もいると思いますが
皆さんの周りの身近な方も、PMDDで苦しんでいるかもしれません。
こんな方はいませんか??
生理前になると怒りっぽくなり、八つ当たりしてしまう
または、情緒不安定で、わけもなく突然泣き出してしまう
それは、PMDDの症状かもしれません。
本人も、自覚はしているのに感情をコントロールできない…
目に見えるものではないので周りの人にも理解してもらえず、
職場や学校、家庭などで揉め事になってしまうこともあります。
前回のPMSでもご紹介したように、
PMDDも女性ホルモンのバランスやストレス、生活習慣が影響してきます。
また原因のひとつとして、
脳内のセロトニンという、喜びを感じる脳内物質の不足が考えられます。
セロトニンが少なくなると、うつ状態に似た症状が引き起こされてしまうのです。
毎月起こる生理、どう付き合っていけばいいのでしょうか??
まず言えるのは、原因と考えられている生活週間の乱れを一つずつ改善していきましょう。
『朝起きたら、太陽の光を浴びる!』
それだけ?と思うかもしれませんが、
身体のスイッチを入れるためにとても大切なことなのです。
このような簡単なことから始めてみませんか?!
実際PMSやPMDDが起こる原因は、はっきりとは解明されていません。
原因がはっきりしていないからこそ、
不安感も大きいと思いますが改善策は多くあります。
PMSやPMDDなどの症状は人によって違うように、
改善策も一人一人に合ったものがあります。
鍼灸・マッサージには、体の疲れを取り除いたり、自律神経を整えて心を安定させることにも繋がります。
女性は感情的で、ヒステリーになりやすい!と聞きます。
それはPMP、PMDDが原因になっているかもしれないということを、
多くの方に知っていただき、女性がより過ごしやすい世の中になって欲しいと思います。
気になる事や不安なことはご気軽にご相談ください。