こんにちは、四ッ谷治療院の鈴木です。
『ホルモンバランスが乱れている。』という言葉を
耳にしたことがあると思います。
では、“ ホルモンバランスが乱れる ”とは
一体どういう状態なのでしょうか??
一般的にホルモンには体の調子を保つ働きがあるので、
決まったサイクルで分泌量が変わります。
このサイクルが崩れて順調にホルモン分泌ができていない状態を、
“ ホルモンバランスが乱れている ”と言います。
女性の身体は、
「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と
「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の
2つの女性ホルモンによってコントロールされています。
それぞれのホルモンは
私たちの体内でどのように働いてくれているのでしょうか。
エストロゲン(=卵胞ホルモン)
「女性らしさ」を引き出すホルモンです!!
◎肌や髪をきれいに保つ
◎女性らしい体形にする
◎自律神経を活発にする
◎骨を丈夫にする
◎シミ、シワを防ぐ
など、女性にとても大事な働きであることがわかりますね。
また、卵胞を成熟させて子宮内膜を厚くし、
妊娠準備のためにも働いてくれます。
プロゲステロン(=黄体ホルモン)
◎体に栄養や水分を蓄積
◎体温を上げる
◎妊娠の継続をサポート
◎食欲や眠りを誘う
また、妊娠準備のために子宮の状態を整えたり、子宮内膜を厚くします。
エストロゲンと大きく違うところは、水分や栄養をため込んだり、皮脂を分泌したりと
体内にエネルギーを蓄えるという役割です。
これらの2つのホルモンが乱れてくると、
・生理が安定しない(生理不順)→無月経
・経血量が減ってきた
・抜け毛が目立つ
・ニキビ、肌荒れ
・自律神経の乱れ
などの症状が起こりやすく、
将来、骨粗鬆症や不妊症になってしまう可能性もあります。
上手に女性ホルモンと付き合っていきことが
とても大切だということを忘れないでほしいと思います。