おはようございます。
四ツ谷治療院、高橋です。
今日は喫煙について考えていきます。
喫煙が与える健康への悪影響は、
普段から耳にすることも多いですよね。
今回は喫煙と妊娠(生殖)との関係について注目し、
妊娠を希望している中で
ご本人またはご主人さんが喫煙されている方への
情報にしていただきたいな、と思います。
まずは現状から。。。
「全国たばこ喫煙者率調査」というものがあります。
2018年の喫煙率(喫煙者数)は
◎男性:27.8%(1406万人)
◎女性:8.7% (474万人)
ちなみに、1989年(平成元年)の喫煙率は
◎男性:61.1%
◎女性12.7%
男性に関しては、この30年で喫煙率が約半分になっています。
喫煙率が低下傾向なのは一目瞭然ですね!!
しかし、まだ男性の3割、女性の1割は
喫煙者であるという現実でもあります。
喫煙により、妊娠率が下がるということは
みなさんが聞いたことあると思いますし、
実際にも多くのデータがあり悩まれている方がいます。
妊娠率は不妊治療成績でも現れています。
体外受精での妊娠率・出生率の低下や流産率の増加…
男性の精子の状態
(精液量、精子濃度、運動率、正常形態精子率、総精子数)
にも悪影響を与えてしまうとの結果も発表されています。
実際に
「何となく妊娠に対して悪影響があるだろう・・・」
と、漠然としたイメージを持っているけれどよくわからない。。
という気持ちもあるのではないでしょうか。
妊娠をお考えのご夫婦にとって
少しでも喫煙についての参考になって考えていただければな、
と思います。
なぜこのような影響が起こるのか…
という詳しいお話は
また改めてさせていただきますね!